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Traveling

愛の事。台北。

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自分達が生きるという点において助け合いは必要でも、普段の生活におもてなしはあまりいらない。

それはいつもの事、自分の言葉も表情も失っていることにこの国に来ていつも気づかされる事。

自動車では無く自転車を選んだこの国のカルマ。

それはパンクでいながらにして、最もリベラルな道を行っているのかもしれない。

 

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昨年の1月に否が応にも触れてしまったイタリアンクラフトマンシップの在り方には、ある意味今年だけでなく、これからの自分のテーマになりそうな哲学や行動が潜んでいる。

いや、既にその時点で現れていたことを、昨年夏のベルガモで否が応にも思い知った。そしてイタリア北部の工業地帯で「グローバリゼーション」の力と拮抗を張ろうとするその人の強さに感動して、不覚にも本人の目の前で涙しそうになった。

価値とは何かということにおいて、これほどまでにシンプルでダイレクトに訴えかけるものはない。

一方で、大量生産品に必要以上に価値をつけようとし、実体の無いものにさらに実体の無い価値を上乗せしようとする人がその歴史と共にある。そこから結果として素晴らしい想像力も生まれている。だから否定することはないし、自分の今の仕事もその一端であるからなおさらのこと。

この時代に人が感動するモノを作る、送る、売るとは何なのか。

社会の間に潜むこれらを科学して形にする。それをできる限り大きくする。

これがこれからの自分のテーマになる。

Nevi Factory Visit (6)

 

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台湾という国を楽しめるようになったのは、西東京で生まれイギリスで研ぎ澄まされた人間が、東京のハードコア上野を練り歩けるようになるのとある意味同義なのかもしれない。

都会的な理屈や洗練とはかけ離れた(失礼!)、大陸的なねっとりとした熱さが人を、そして街を形作る。
IMG_1740これは少なくともヨーロッパの、統一され洗練され、静粛さとそれに対する知識という理解が求められる環境とは違う。

またそれは北米の、20世紀の栄光と栄華からそのまま取り残されているような、レイドバックな街とも違う。

世界のモノ作りの屋台骨を担う21世紀の東南アジアの熱狂は、日々のニュースによる文字や数字以上に熱く混沌としている。人間の欲望が渦巻き事態は瞬間瞬間で蠢き、それでも少し街から離れればいつだって自分本位な山や海が、来る人を待ち受けてくれる。

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2012年ナンバーワンエアポートの羽田空港から台北の松山空港まで4時間のフライト、着けばアットホームで商売根性たくましいローカルズと、分かりやすさ抜群の公共交通機関がストレンジャーズの旅をスムースなものにしてくれる。

こんなにも旅をフレッシュなものにしてくれるのは、ある意味アメリカの自分本位さに飽きたからこそ?ともあれ全てをリフレッシュするのに台湾への旅は激しくオススメです!

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これまでスペインに数回行った時は全てカメラを持ってなくて、アルハンブラで、グラナダのオールドタウンで、マサさんがシューティングしてた時もずっとメモしてばっかりだった。

さも自分がビートニクになったが如く。過ぎていく瞬間瞬間を必死に書き留めていた。

でも今回は違うから、未だカタルーニャの余韻から醒めやらぬうちに・・・

やっぱり日本がいいなんてまだ言えない!

今回のスペインはジローナ、ミーティングのホストをしてくれたカリフォルニア、サンタクルーズのチームから教わったのはそんなこと。

とにかくフィールドに出て、汚れて、洗って頭も身体もクリーンにしたあとは集中的に考えて行動に移し、その後はビールを流しこむ。

ハワイアイアンマンのボス、バーニーはじめ、ヨコとタテが入り交じったクルー達のリズムに、日本での皮肉しか頭に無かった生活と意識は忘れた。

この1週間を翻訳しつつ、バイクライドは続けつつ、次の週へと向かっていく。


まさかこの地にこんなタイミングで戻ってこれるなんて思ってもみない、バルセロナの夜。

言葉が、感覚が、徐々に自分の中で横文字に変わっていくことを意識しつつ。

明日は北へ上り、古都ジローナへ。

その前に先週末の熱狂覚めやらぬカタランの首都を堪能する。

移動することの、国を出て行くことの刺激を改めて感じる。

やっぱり動かなければ分からないことがたくさんある。