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Camping

マウンテニアリングは人を、特に何か想像し、創造しようとする人を、刺激する。

それは巷に浮遊する、胡散臭くてよく分からない自称「クリエイティブ」産業に従事する人達だけのことを指すのではなく、もっと広範な意味で、自らのアイデアでもってそれを生業とする人たちのことを指す。

音楽でもアートでもフードでもクロージングでも、オモチャでも自転車でも登山でも、先生でもエンジニアでも経理屋でも保険屋でもホテルマンでも、何か新しいものを生み出そうとする精神は根底で通ずる。

それがたとえすぐに結果には結びつかなかったとしても。

もしくは一生かけても現れなかったのだとしても。

それは、3.11後、あまりにも粗雑なイマジネーションと稚拙なボキャブラリーで世間から袋叩きにあっているあの会社の人達にも同じことがいえるのかもしれない。

その会社の元会長であり、俳人であり、また自分の偉大なる曽祖父でもある菅禮之助は、何をどう考えるのだろうか。

どいつもこいつも目眩ましでうつつをぬかしすぎて、句を詠まないからだとでも、言うのかもしれない。

それぞれの生業や馴れ初めはなんであれ、そんな世に対するクリエイティビティー人を発揮している人達が、たとえ初めてであろうとも一同に会した時の興奮というのは、やはり独特の空気感が生まれる。

学生時代からそこで自分が何をできるのかと考えあてもなく動き続けてきて、やっとイメージと言葉がついてきた手応え。

Where I just keep on moving in a month…. how f●●ck’n fast!!!

7/15~16  MAXXIS USA clue @Atlanta, Georgia, US

7/30~31  MTB Fun Meeting @長野・富士見パノラマ

8/6~7 Camp inn MTB @Fujitenn to 山梨・西湖

8/14~16 Tokion Mountaineering Club @長野・槍ヶ岳

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“camp”の語源であるフランス語のスラング”se camper“の意味はといえば、”to pose in an exaggerated fashion”。

すなわち誇張したファッションに身を包み構えること。

それ以上は言わずもがな、”outdoor style”という名の下、キャンピーなキャンパー達が朝霧に集う

スーザン・ソンタグの言葉を借りるなら、

「キャンプとは、スタイルを基準にして見た世界のビジョンである。世界をつねに審美的に経験することである。」

「自らがキャンプであることを知っているキャンプ(〈キャンプごっこ〉)は、普通は純粋なキャンプほど面白くない。」

(全て「〈キャンプ〉についてのノート」より)

キャンプごっこを強いられたキャンプは精神的にも身体的にも疲弊を迫られ、頭は審美的感覚しか浮かばない。「スタイル」の嵐に辟易!

そうであるからこそ、今回お手伝いをさせて頂いた中目黒の重鎮氏はまさに日本OD界のアンディ・ウオーホールの名に相応しい。

レッツ・アウトドア・スタイル!

キャンプと読書と自転車の秋。

バブリーな朝霧も終わり、サマーオブラブな浮かれたキャンパー達がその道具をタンスにしまい始めたここからが絶好のキャンプインシーズン!

小さい頃はこんな車を見てはしゃいでいたのを思い出す。

いつの間にか車への興味を失ったのは性能とか環境うんぬんよりもそのデザイン性のせい?

復刻?ブランドがもっぱらアウトドア界の話題をさらう昨今、こんなテントも必要以上にバブリーな様相。

今回は早朝入りで昼までがっつりマウンテンバイキング(楽しすぎて写真は無し!)、それからキャンプインという一つの理想型。

キャンプを重ねてきて恐怖に感じたのが、料理やインテリアやエクステリアに凝り出したり、瀟酒なカメラで撮影にふけったり、ひまを潰すために遊び道具を持ってったりで荷物がますます膨らんできて車もゴミもパンパン、そんなの家にいる時と変わらないじゃん!!という結末。

必要最小限の荷物でフィールドで朝から夜まで遊び続ける最前線にいるため、もしくは金の無いバックパッカー達がそれでも旅を続けるために行うのがキャンプというもの。

だから来週末も今年さんざんお世話になった八ヶ岳の麓でこんなMの極致のレースに参加して、あとはたき火を囲んでアルコールを注入!

野辺山シクロクロス

短時間で心拍数を限界まであげる、おフランス生まれながらMudで Madなシクロクロスというスポーツ、とあるドイツのフレームメーカーはこう言います。

ロードレースがクラシックであるならば、シクロクロスはパンクロックだ、と。

let’s get ready to rock an hour in hell…

苗場の空はずっと淀んでいた。

時に雨が落ちてきて、初日のホワイトステージ、全てがラブリーで仕方無かったCorinne Bailey Raeの頃には、客観的な時と記憶を司っていたアイフォーンが水没した。

その後はひたすら自らの体内時計と記憶装置、そして思い出しては近くにいたパーティーピープル達に、その主客のズレの程度を知るべく頼りにした(Big up to all of  you guys!)。

だから、!!!の(ゲイ)ボーカル、シャノンの最後の(ゲイ風)投げキッスや、Kitty Daisy & Lewisの妖艶さ、Derek TrucksやMoeのギターヒーローっぷり、LCD soundsystemの最後の雄姿は、ここでは知る由も無い。

ただ伝わればと願うのは、上の写真の真中にはイギリスのLeedsという野暮ったい街と大学で育ったCorinneが歌っていて、この写真の如く自らの視界も、3日間にわたってトリップ気味であったということ。

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祭りの後の空虚感に苛まれた月曜は、cj&あつこの無尽蔵な遊び心に流れに流され、辿り着いた先は苗場から北上した新潟県長岡。

日本一の花火を祝うべく集まったパーティーピープル達との心躍る出会いもあって、いつのまにか朝のニヒルな感情は次の日の8時から始まる仕事に対するPMA、すなわちPositive Mental Attitudeへと変わっていった。

苗場の3日目、back to the rootsを目論んで(そそのかされて)遠目から見た伊藤ふみおは自分の高校時代からその振る舞いは変わっていなくて、でもそれから10年近く経った今の自分も対して変わっていないことに気づかされた。

ato-ichinenといってどこまでいくのかは分からないけど、でもそうやっていつも花火を上げようと笑おうと腿上げしようとしているふみおの姿は相変わらずだった。

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長岡には元下北沢在住のベーシストが経営するアウトドアショップもあるし、その向かいにはちょっとシャイな元BMXライダーが若店長をつとめるサイクルショップもある。

そこに今年か来年にはレイドバックでなカレー屋ができるっていうんだがら、ただならぬ街になっていきそうな瞬間が今あそこにはある。

三条燕といい上越といい、越後妻有といい苗場といい長岡といい、去年から新潟では良いリズムが続く!

気づいたらワールドカップも終わり、ツールドフランスも結局はコンタドールの総合優勝。

ヨーロッパ2大スポーツと勝手に自分が思っている2つスポーツの祭典は、不景気で陽気が妖気と化して心は本当は泣いているスペインの手に。

2週末連続で長野県の富士見にて仕事を共にしたキャノンデールのスタッフである某Huanも醸し出す、心中複雑なそのアンビバレンツさが、いつまでたっても経済成長できないラテン人の魅力!

奇しくも?自分と同じ誕生日のアンディ・シュレクは総合2位、いつまでたってもすっきりと勝てないように見えるのは、同じく6月10日生まれの知将、チェルシー監督のカルロ・アンチェロッティを想起させる。

八ヶ岳ではひたすらレースを見て人と会って酒と日射しを浴び、時間が空いた朝夕で自転車に乗り込む。

至極シンプルで難しいことはあまり考えない。目の前にあることに集中して取り組むだけ。

山に入っても周りを走っても、その緑の色彩の豊かさと空気と人と、それらが織りなす絶妙なムードは八ヶ岳を次の移住候補の一つに数えさせる。

疲れた身体もこんな環境で自転車に跨がればすぐに回復、集中力と神経が途切れない限り、仕事も遊びも自分にとってあまり違いはないけど、何とかやっていける気もする。

思い描くイメージは遥か遠く、その具現化に向かってまだまだやる事は多い。

さあ今週末は2年ぶりのフジロック!

自転車と山ばかりの生活から一旦離れて、今度は音楽で山に彩りを!

ここでもストイックに動き呑み回りそう・・・

一日目からJaga Jazzist → toe → Corrinne (from Leeds uni!!) → !!!と、久しぶりに発狂しそうなグルーヴ!

ロード、トレッキングにMTBで身体を締め上げた後は、花見そっちのけでやっぱりキャンプで締め!

ついにキャンプシーズン到来ですね!

時代をさかのぼった、知る人ぞ知るオールドスクールな名作テント達。

中に入った人だけに分かる、年を重ねたテントだけに宿る匂いはご愛嬌。

テントには男を惹きつけて止まないものがたくさん詰まっています。

キャンプサイトを象るのは、これまたオールドスクールなタープ。

こちらのテントは、MOMAのパーマネントコレクションでもあるのです。

テントだけじゃなく、タープも好きなんです。

晩ご飯は、某誌名物編集スタッフ氏によるダッチオーブン鍋。

沁みます。

この頃には朝9時からの酒がたたり、背中が痛くなり始める。

どこかジョージア・オキーフを彷彿とさせやしませんか。

たき火越しに、日本のアウトドア・レジェンドの一人と語る。

先週はそういう意味で二人のレジェンドと話せたレアな一週間でした。

でも帰った後見返したら人が写ってる写真がほとんど無いのに愕然としました。

でもいよいよ本格的なシーズン入りでテンションもいい感じ!yeah!